clubhouse・日本産ホップの今と未来を語る
2月5日21:00〜 clubhouseで「日本産ホップの今と未来を語る」をテーマに、
BrewGood代表の田村がビアジャーナリストの木暮さん、サッポロビールの新井さんと対談を行いました。
下記は対談の中で、代表の田村が話したことを一部まとめたものです。
ビールを通じて日本産ホップの価値に気付いてもらうこと、生産面の課題解決は両輪。特に、今のホップ農業モデルは想像以上に不安定。あるきっかけで一気に生産体制が崩れるかも。だから、ビールを買うこと/飲むことと生産地の課題解決が繋がると良いよね、という話。
生産や供給の体制を変えていくことで、もっと高品質で多様な日本産ホップを使ったビールが飲めるようになっていく。そういう未来を目指したい。これは生産地域(生産者)だけでは解決できず、飲み手(消費者)含めて、みんなの力でやっていきたい。やり方はあるはず。
また、生産地の多くは地方であり、農業以外に過疎化などの地域課題もある。ここも両輪。持続的なホップ農業と同時に、持続的な地域づくりにもアクションをおこす必要がある。生産者、消費者、地域、それらが持つ課題をうまく調整して繋げながら、少しずつ解決できるようにやっていきたい。
でも、飲み手からすると課題、課題と言われると重いよね。だから、ビアツーリズムやホップ収穫祭は、楽しい体験をしてもらいながら、課題に触れてもらえる機会をつくる装置というか役割があると思っていて。ホップ畑に来る人を増やすことで課題が身近になる人も増えるんじゃないかな。
遠野だけではなく、他の産地も同じ課題を抱えているし、うまく連携してやっていきたい。一部の盛り上がりではなくて、全体で動きをつくっていきたい。