ホップ農家のブランディング「HOP FARMER」
株式会社BrewGoodでは、2023年にホップ農家のブランディングに取り組みました。
弊社が総合プロデュースを担当している岩手県遠野市の「ビールの里構想」は、ホップ農家の皆さんがいなければ成り立ちません。
遠野市のホップ生産者の数はピーク時から10分の1以上減少し、現在は21軒です。また、国内で農業としてホップを栽培している農家は100軒ほどまで減っているそうです。
日本産ホップを守っていくためには、新規就農者の募集と育成が急務です。しかし、農業の担い手になりたいと思う人は多くはありません。そして、まだまだ「ホップ」という農作物の認知度も低く、日本でホップ栽培をおこなっていることを知らない人も多いと思っています。
一方、クラフトビールの認知が広がり、ビアフェス等では、ビールのつくり手である「BREWER」が人気で、飲み手が集まっている光景を見ることがあります。新しく醸造所を立ち上げたい、「BREWER」になりたい、という声もよく聞きます。
ホップの生産地で活動する私たちは、ビールの原材料をつくる農家「HOP FARMER」に、もっと光をあて、担い手が増えていく未来を目指したいと考えています。そしていつかは「BREWER」と並ぶような、注目される存在にしたいのです。
今年、新規就農者の募集を強化する取り組みの中で、ホップ農家という存在のブランディングを行いました。BrewGoodでロゴを制作し、フォトグラファーの土田凌さんにホップ農家の皆さんを撮影していただきました。
以下、撮影した写真です。
ロゴはBrewGoodのデザイナー 上西尚宏が担当。
「HOP FARMER」が今よりもっと注目される未来を想像しながら、デザインしました。
このロゴと写真は「HOP FARMER」をブランディングしていくための最初の取り組みです。まずは、求人サイトやSNSでの求人活動、リアルイベントでの展示によるPRなどで活用しています。
1人でも多くの方がビールの原材料をつくる「HOP FARMER」という存在や仕事に興味を持ってもらえると嬉しいです。
制作の背景は下記のnoteにまとめましたのでぜひご覧ください。
ビールの原材料をつくる「HOP FARMER」を目指しませんか?(note)
また、求人情報は下記をご確認ください。
次世代ホップ農家の募集について【地域おこし協力隊】