国税庁「酒蔵ツーリズム推進事業」に遠野のビアツーリズムが採択されました
国税庁や観光庁が推進する酒蔵ツーリズム。令和2年度第3次補正予算案件として遠野のホップ&ビールツーリズムが追加採択されました。
※令和2年度の国税庁予算ですが、第3次補正予算が決まったのが昨年の12月のため予算は繰り越され、実施は令和3年度となります。
酒蔵ツーリズムとは(令和2年度「酒蔵ツーリズム推進事業」に係るモデル事例対象地域 募集要項より抜粋)
訪日外国人が増加している中、酒類事業者、観光事業者、交通機関、地方公共団体等が連携して、
国内における酒蔵やワイナリー、ブルワリー等を巡って楽しむことのできる周遊・滞在型観光「酒蔵ツーリズム」の発展が期待されており、
地域活性等のインバウンド効果や日本産酒類の海外需要の拡大に繋げることが重要と考えます。
このような状況を受けて、国税庁では令和2年度に酒類事業者などによる酒蔵ツーリズムのモデル事例構築に係る調査・実証分析等を実施し、
その結果を公表することにより、業界全体での酒蔵ツーリズムを推進し、もって日本産酒類の海外需要の拡大を図ることを目的としています。
応募数122件中、モデル事業を構築する地域に選ばれたのは22件。
日本酒や焼酎をテーマにしたものが多く、ビールを中心とした事業が採択されたのは遠野が初かと思います。
遠野の案件では、株式会社BrewGoodが申請代表者として、本年度に取り組みます。
<採択地域一覧>
本事業は補助事業ではなく、国税庁や調査受託者(ジェイアール東日本企画)の支援を受けてモデル化を進めるものです。
すでにビアツーリズムの事業化を始めているBEER EXPERIENCEや、上閉伊酒造、遠野醸造、その他地域の様々な事業者と連携して、
日本におけるビール×ツーリズムの可能性に挑戦します。
昨年は、下記の内容で応募していましたが、新型コロナウイルス感染拡大の状況をふまえて、調査受託者と内容を再検討します。
<参考:昨年の申請内容>
・ガイド付きビアツーリーズムのプログラムブラッシュアップ
・ガイド無しでも周遊できるビアツーリズムMAPの作成
・ビアツーリズムガイドの人材育成(マニュアル・プログラム作成)
・国内外に発信するためのコミュニケーションツールの整備
・プロジェクトWEBサイトのリニューアル
・都市部でのプロモーションイベントの開催
など
令和3年度の具体的な内容などが決定しましたら、またお知らせします。
昨今、全国各地にブルワリーが増えていますが、
事業として継続していく、地方から日本のビアカルチャーを醸成するためには、
地域資源と繋がり観光という側面でも盛り上げていくというのが一つの方法だと思っています。
本事業に興味がある他地域の方がいらっしゃいましたら、
お問い合わせフォームから、またはメール(infoアットマークbrewgood.jp)でお気軽にご相談くださいませ。