JR東日本・東北デスティネーション ビール企画(1)
JR東日本が4月1日より展開する東北ディスティネーションキャンペーン。
https://www.tohokukanko.jp/dc/
キャンペーン内で、東北や岩手のホップ・ビールを盛り上げる企画をJR東日本がリリースしました。
https://www.jreast.co.jp/press/2021/morioka/20210325_mr01.pdf
BrewGoodでは、本企画の進行サポート、全てのクリエィティブ(ラベルデザイン・ポスター・店頭POP・共通ロゴ等)のディレクションを担当しています。
第一弾は遠野の上閉伊酒造(ズモナビール)が醸造した「東北6県産ホップ使用・ホップ農家と醸造家が奏でる SESSION IPA」の発売。
今回使用された東北6県のホップは以下です。
青森県田子町
提供事業者:サッポロビール(株)
使用ホップ:リトルスター
岩手県遠野市
提供事業者:キリンビール(株)
使用ホップ:IBUKI
秋田県横手市
提供事業者:キリンビール(株)
使用ホップ:IBUKI
山形県白鷹町
提供事業者:(株)ホップジャパン
使用ホップ:カスケード
宮城県石巻市
提供事業者:(一社)イシノマキファーム
使用ホップ:カスケード
福島県田村市
提供事業者:(株)ホップジャパン
使用ホップ:あぶくま
大手ビールメーカー2社の契約栽培ホップを含む、東北6県のホップを使用したビールは過去に例が無かったのではないでしょうか。
ちなみにサッポロビールが契約栽培ホップを外販した例は過去にほとんどありませんでした。様々な関係者が協力し合うことで生まれた限定のビールです。
数量限定ですので、ぜひお早めにお試しください。
上閉伊酒造オンラインショップより購入が可能です
https://kamihei-shuzo.shop-pro.jp/
ラベル、ポスター、店頭POPのデザイン: we-design
今後の展開として予定している第二弾は、岩手県内11 社のクラフトビール事業者と連携し、岩手県産ホップを使用したクラフトビールの発売です。
使用する岩手県産ホップ
遠野市:キリンビール㈱ 生産品種「IBUKI」
軽米町:サッポロビール㈱ 生産品種「リトルスター」
※両方もしくはいずれかを使用
参加予定ブルワリー
ベアレン醸造所(盛岡市)、世嬉の一酒造(一関市)、暁ブルワリー(八幡平市)、BREWBEAST(花巻市)、
さくらブルワリー(北上市)、315BEER(奥州市)、三陸ブルーイング(大船渡市)、上閉伊酒造(遠野市)、
遠野醸造(遠野市)、ヘリオス酒造(西和賀町)、陸前高田マイクロブルワリー(陸前高田市)
また、本企画に参加する事業者の機運を高めるため、共通ロゴを制作しました。
今後もJR東日本との「岩手県のクラフトビール文化」を盛り上げるための取り組みは続きますが、その取り組みのシンボルとなるロゴです。
ロゴデザイン:イソガイヒトヒサ
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今回の企画は、大手ビールメーカー2社、複数の岩手県のブルワリーが関与するなど関係者が多く、様々な調整や確認の作業が発生しました。
企画決定からリリースまでの時間もあまり無かったことから、プロジェクトマネジメントの役割が重要な案件でした。
スケジュール、タスク、役割、PR計画などの設計について、JR東日本・ジェイアール東日本企画のサポートを弊社でおこないながら、
同時に制作物のディレクションをパートナー(デザイナー・制作会社)と連携して進めました。
2021年度の東北デスティネーションキャンペーンでは、まだまだ東北のホップとビールに関する企画が予定されています。
引き続き、関係者と協働しながら、日本産ホップの再興、農業や地域の活性化に向けて取り組んでいきます。